競合B社のようなので内容を検証してみました 最終回


さて、いよいよ楽しい競合比較シリーズ、「競合B社のようなので内容を検証してみました 最終回」です!


再掲:RemoteLock商品ページの競合比較表

https://remotelock.kke.co.jp/products/



前回までは実績と機能面での比較でした、最後に「緊急時の入室に対応」という項目があったので見ていきましょう。


緊急時の入室に対応

物理カギの有無

いやいや、それはちょっと待ってください。KEYVOX BCL-XP1スマートロックは本当によくできているんです。もし物理カギを残したいのであれば、そういう施工も出来ます。なので「◎」が正解。BCL-XP1の施工方法には下記の三種類があります。お客様のお好みの方法をお選びください。


1.通常取り付け

シリンダーを取り外します。物理カギは使えません。RemoteLOCKと違い、扉への穴あけ加工は不要です


2.エマージェンシー取り付け

ここでいうエマージェンシーとは、スマートロックに何かあったときに物理カギで開けるための取り付け方法です。この取り付け方法は物理カギが使える代わりに扉への穴あけ加工が必要です。


3.エスカッション取り付け

穴を開けたくないが、シリンダーを残したい場合に検討するのがこのエスカッション取り付けです。エスカッションとは、スマートロックの暗証番号パッドとシリンダーの間に挟むプラスチックケースの事を指します。このパーツを利用することで、RemoteLOCKと違い、扉への穴あけ加工は不要です


詳しくは下記比較表を参照ください。

ロック自体に物理カギが有るか無いかというと無いですが、KEYVOXスマートロックは既存の錠ケースと併用して取り付けるため、比べる対象がこちらもリンゴとオレンジになってますね。


ネットワーク切断時の入室可否

これはカギとしての生命線なので、間違っているものは間違っているとして訂正をしていただきたいところですね。KEYVOX BCL-XP1はオフラインでも開きます。従い、回答は「◎」です。

よく理解して頂けるよう、KEYVOXスマートロックの動きを詳細に説明します。BCL-XP1はBCL-Zhubと連動してインターネットに繋がります。所謂ネットワーク対応のスマートロックです。


BCL-XP1 <- Zigbeeプロトコル -> BCL-Zhub <-インターネット-> KEYVOXクラウド


しかしこれが短絡的に、「ネットワーク切断時の入室可否 = x」という評価に誤ってなってしまったのだと思います。この仕組は私共のエンジニアと何度も議論し、現在の仕様となっています。それは、アクセス権の設定なり予約があり、利用の3日前から配信を開始します。ネットワークですので当然環境によりつながらないこともあります。そのためKEYVOXクラウドは、ネットワーク接続状態を常に監視し、エラーがあった場合成功するまで繰り返します。何度やっても成功しない場合は、オーナーご自身がアラートメールで気づくこともありますし、あまりにひどい場合は弊社の監視チームがオーナー様にご連絡をする場合もあります。また、IoT機器の特性として、大量の配信を一斉にした場合、何件かが間の通信の問題などで配信されない場合もあります。そもそもインターネットのTCP/IPプロトコルとはそのようなものですよね。とはいえカギの配信がたまに失敗しますでは商売になりません。そのようなことに備えて、KEYVOXクラウドは全てカギのの配信の成否を自動で一件ずつ確認します。この仕組は簡単なように思えて非常に高度なIoT技術と知識が必要です。RemoteLOCKを含めてクラウド側でこれだけカギの配信を保証しているサービスはないはずです。


もう少し話を将来にふってみると、私個人的には全ての認証はクラウドに移行すべきと思っています。何故ならその方が理にかなっているからです。上記のような配信の制度を確かめる実装そのものが不要となり、クラウドが正と言えば正になる、物事が遥かにシンプルになります。しかし現在のプロトコルや通信技術ではなかなか難しい。とはいえ、5Gが目前に迫っています。私達は、この方向に振らないロックには未来がないと思っています。ですので、今回誤って、メットワークが繋がらないと開かないロックと書かれてしまいましたが、目指しているのは、「ネットワークが落ちない世界で最適なカギ」ですので、その間違った評価はまんざらでもないとも思いました。


まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?大先輩RemoteLOCKとKEYVOXの比較。書いていて自分自身も非常に勉強になりました。私達もスタートアップですので、投資家から競合はどこですかとよく聞かれます。実はいつも、「いません」と答えるのですが、こと、不特定多数がアクセスするカギに限ってい言えば、やはり暗証番号での解錠だと思っており、暗証番号での解錠で一番強いのはRemoteLOCKです。その上で目指しているところが違えば、作るものも、提供されるサービスも違います。その違いはあって当然で、むしろ空間の最適な運用のためには必要な模索であり、進化でしょう。一方で、お客様が商品を探す時はまだまだそれぞれのロックが目指す世界観ではなく、ロックそのものの性能です。Googleで検索される時も「スマートロック 比較」でしょう。従い私達もスマートロックのロックとしての性能の向上には全力を投入していきます。とはいえ、我々のアイデンティティはブロックチェーンです。(あ、ちなみに弊社の正式名称は「ブロックチェーンロック株式会社」です、知ってましたか!?)何故ブロックチェーンなのかは今回は記載しませんが、P2P(個人対個人)での取引が活性化すると信じる将来に必要なのは、落ちないネットワークと、落ちないネットワークで動くロックです。KEYVOXの挑戦はそんなちょっと先のSF小説的な世界をより身近に、より早く実現させることです。もし、このビジョンに共感頂けるのであれば、KEYVYOXと共に次の世界目指しませんか?


競合B社のようなので内容を検証してみました 第一部

競合B社のようなので内容を検証してみました 第二部

競合B社のようなので内容を検証してみました 最終回(本記事)