レンタルスペース運営かマンション経営か



不動産投資のためにマンション経営を考えている人もいるかもしれません。一方で最近ではレンタルスペースの運営も人気が高まっています。ワンルームマンションを借り、レンタルスペースとして利用する方法です。


部屋をマンションとして貸し出すか、レンタルスペースとして運営するのか。どちらの方が収益性があるのでしょうか?


■利回りがいいのはレンタルスペース


レンタルスペースの運営では、固定費がほとんどかかりません。マンションを経営する際には不動産紹介サイトや雑誌などに掲載するためのコストがかかりますが、レンタルスペース運営の場合はこうしたコストを大幅に下げられます。室内の設備さえ整えておけば、固定費を大幅に削減できます。


さらにレンタルスペースの利用料の支払いをオンラインで完結させることで、未回収金によるトラブルも減らせます。集客の際にweb上のレンタルスペース用プラットフォームを利用すると、そのまま決済も完了させることもできます。


レンタルスペース運営では事業開始から黒字転換するまでの期間も比較的短いです。賃貸物件でレンタルスペース運営をした場合、1年以内で初期費用を含むすべての収支が黒字転換するケースもたくさんあります。


運営費用としては、毎月の家賃と利用者の集客・利用料の支払いなどのシステム手数料などがあげられます。レンタルスペースは費用面で言えばかなり低コストで運営できるサービスなのです。


レンタルスペースは事業撤退がしやすいのも特徴です。いざという時には運営をやめることもできます。


■レンタルスペースには運営コストがかかる側面もある


一方でレンタルスペース運営ならではのコストも存在します。毎回利用者が快適に利用できるよう、利用されるたびに清掃を行わなければなりません。貸し会議室などであれば1日の最後に清掃をすれば十分ですが、パーティースペースの場合は利用が終わったその都度掃除をする必要があります。


短期間にこまめに掃除をしなければならないので、その分コストがかかります。自社スタッフに清掃を行わせると、人件費がかかることも考えられます。外注で清掃スタッフを雇うなどのコスト削減の工夫が必要です。




■まとめ


ワンルームマンションを借りてレンタルスペース運営をすることもできます。レンタルスペース運営では利回りがいいといったメリットもありますが、清掃などが必要なため運営コストがかかるといった側面もあります。どのようなメリット・デメリットがあるのかを把握した上で、判断するようにしましょう。


執筆 鈴木詩織