チンアナゴ!人間を忘れないで。人間を思い出させるイベント


【提供元】https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/202005/CK2020050102000116.html



東京スカイツリータウン内にある「すみだ水族館」(墨田区)で、人気者のチンアナゴが砂に潜って姿を見せなくなっている。


新型コロナウイルスの感染拡大で臨時休館が続き、人の存在を忘れつつある影響ではないかと懸念した同館は、スマートフォンなどを使ったビデオ通話で話し掛け、人のことを思い出してもらうイベントを企画した。

 

 チンアナゴはアナゴ科の海水魚で体長三〇~四〇センチ。半分ほど砂に隠れて、ゆらゆら水中を漂う。すみだ水族館では、約三百匹飼育されている。


 館によると、チンアナゴは繊細で警戒心が強く、すぐに砂の中に隠れる。しかし、館のチンアナゴは来館者に慣れていて、人が近づいても隠れることはほとんどないという。


 ところが、三月一日から臨時休館して以来、変化が表れた。来館者がいなくなり、飼育スタッフが近づくと砂に隠れるようになった。姿が見えないため、健康状態を確認することが難しくなり、飼育に支障をきたしている。


 このため、館では五月三~五日、人間を思い出してもらう「緊急開催!チンアナゴ顔見せ祭り!」を実施することに。連日、午前十時半~午後二時、参加者は、ビデオ通話アプリ「Facetime」を使い、スマートフォンなど携帯端末を通じて水槽前に設置されたタブレット端末に登場してもらう。


 通話が始まれば、チンアナゴに顔を見せながら、手を振ったり呼びかけたりすることができる。設置するタブレット端末は五台で、五分程度通話したら、次の人のために通話を切る。


 詳細は、すみだ水族館のホームページへ。https://www.sumida-aquarium.com/